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第4章:運用とデータの一貫性

第4章:運用とデータの一貫性

2025年12月29日
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データベースは作って終わりではありません。「正しく処理され続けること」と「消えたときに戻せること」が、エンジニアにとって極めて重要な責務です。

4-1. トランザクションの基礎

トランザクションとは、複数の処理を「ひとまとめの作業」として扱う単位のことです。

  • ACID特性: トランザクションが持つべき4つの性質。

    1. Atomicity(原子性): 全て実行されるか、全く実行されないかのどちらかであること。

    2. Consistency(一貫性): 処理の前後でデータのルール(制約)が守られていること。

    3. Isolation(独立性): 他の処理から邪魔されないこと。

    4. Durability(永続性): 一度完了した処理の結果は、障害が起きても失われないこと。

  • 制御のコマンド:

    • COMMIT: 処理を確定させ、データベースに永続的に反映する。

    • ROLLBACK: エラーが起きた際などに、処理を開始前の状態まで取り消す。

例(銀行振込): 「Aさんの口座から1万円引く」と「Bさんの口座に1万円足す」はセットです。片方だけ成功してもう片方が失敗すると困るため、一つのトランザクションとして管理します。


4-2. データのバックアップ

システム障害や操作ミスに備え、データを複製しておくのがバックアップです。

  • 論理バックアップ:

    • SQL文(CREATE TABLE, INSERT など)の形式で書き出す。

    • メリット: テキスト形式なので中身の確認がしやすく、他のDBへの移行も容易。

  • 物理バックアップ:

    • データファイルそのものをコピーする。

    • メリット: データ量が多い場合、論理バックアップよりも高速に復旧(リカバリ)が可能。


4-3. セキュリティと権限管理

誰でもデータを消せたり見れたりするのは危険です。ユーザーごとに「できること」を制限します。

  • ユーザー作成: データベースにログインできるアカウントを作成します。

  • 権限付与(GRANT): 「SELECTだけ許可する」「DELETEは禁止する」といった設定。

  • 権限剥奪(REVOKE): 与えた権限を取り消します。


第4章のまとめ

  • トランザクションは「全成功か全失敗か」を保証し、データの矛盾を防ぐ。

  • COMMITROLLBACKを使い分けて、一貫性を保つ。

  • 万が一に備え、適切な手法(論理・物理)でバックアップを取得する。

  • 最小限の**権限(GRANT)**を設定し、セキュリティを確保する。

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