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クラウドプラットフォームの基本(AWS/GCP/Azureの基本サービス概要)

クラウドプラットフォームの基本(AWS/GCP/Azureの基本サービス概要)

2025年11月10日
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現代のWebアプリケーションは、そのほとんどがパブリッククラウドプラットフォーム上で構築・運用されています。クラウドコンピューティングは、インフラストラクチャの調達、管理、拡張の手間を大幅に削減し、開発者がアプリケーションの価値提供に集中できるようにします。

この章では、三大クラウドプロバイダーである AWS (Amazon Web Services)GCP (Google Cloud Platform)Azure (Microsoft Azure) の共通する基本サービスと、それぞれの特徴的な側面を解説します。


1. クラウドコンピューティングの基本モデル

クラウドサービスは、提供される機能の範囲によって、主に以下の3つのサービスモデルに分類されます。

  1. IaaS (Infrastructure as a Service):

    • サーバー、ストレージ、ネットワークなどのインフラそのものをインターネット経由で提供します。

    • OS以上の層(ミドルウェア、アプリケーション)は利用者が自由に設定・管理します。

    • 例: 仮想マシン(EC2、Compute Engine、Virtual Machines)。

  2. PaaS (Platform as a Service):

    • アプリケーションの**実行環境(プラットフォーム)**を提供します。

    • OSやミドルウェアの管理はクラウド側が行うため、開発者はコードのデプロイと管理に集中できます。

    • 例: App Engine、Elastic Beanstalk、App Service。

  3. SaaS (Software as a Service):

    • 完成されたソフトウェア機能そのものをインターネット経由で提供します。

    • 利用者はサービスを利用するだけで、インフラやプラットフォームの管理は一切不要です。

    • 例: Gmail、Salesforce、Microsoft 365。


2. 主要なクラウドサービスの概要

どのクラウドプラットフォームも、バックエンドアプリケーションの構築に不可欠な基本サービス(仮想サーバー、データベース、ストレージ)を提供しています。

A. 仮想サーバー(コンピュート)

  • 機能: アプリケーションを実行するための仮想マシンを提供します。IaaSの中心となるサービスです。

  • AWS: Amazon EC2 (Elastic Compute Cloud)

    • 圧倒的なシェアと豊富なインスタンスタイプが特徴。

  • GCP: Compute Engine

    • Googleのインフラ技術をベースとし、ライブマイグレーションなどの機能が特徴。

  • Azure: Virtual Machines

    • Windowsとの親和性が高く、ハイブリッドクラウド(オンプレミスとの連携)に強み。

B. データベース(DB)

  • 機能: リレーショナルデータベースやNoSQLデータベースをマネージドサービスとして提供します。

  • AWS: Amazon RDS (Relational Database Service) / Amazon DynamoDB (NoSQL)

    • RDSはMySQL, PostgreSQL, Auroraなどに対応。

  • GCP: Cloud SQL / Cloud Firestore (NoSQL)

    • Cloud SQLはMySQL, PostgreSQL, SQL Serverに対応。

  • Azure: Azure SQL Database / Cosmos DB (NoSQL)

    • Cosmos DBはマルチモデルデータベースとして知られる。

C. オブジェクトストレージ

  • 機能: 大容量の非構造化データ(画像、動画、バックアップファイルなど)を保存するためのストレージサービス。Webサーバーから直接アクセスするための静的コンテンツのホスティングにも使われます。

  • AWS: Amazon S3 (Simple Storage Service)

    • 業界標準であり、高い耐久性と豊富な機能を持つ。

  • GCP: Cloud Storage

    • S3と同様に高い耐久性を持ち、データ分析サービスとの連携が容易。

  • Azure: Azure Blob Storage

    • データの階層化(アクセス頻度に応じたコスト最適化)が可能。


3. クラウドネイティブなデプロイと運用

バックエンドエンジニアとして、コンテナ技術(Docker)とクラウドサービスを組み合わせて、スケーラブルなシステムを構築するスキルが求められます。

A. コンテナ・オーケストレーション

  • コンテナ化されたアプリケーションを大規模に管理・運用(スケーリング、ロードバランシングなど)するためのサービス。

  • Kubernetes (K8s) がデファクトスタンダードであり、各社がマネージドサービスを提供しています。

    • AWS: Amazon EKS (Elastic Kubernetes Service)

    • GCP: Google Kubernetes Engine (GKE)

    • Azure: Azure Kubernetes Service (AKS)

  • 補足: AWSには、独自のコンテナサービスである Amazon ECS (Elastic Container Service) もあります。

B. サーバーレスコンピューティング

  • サーバーのプロビジョニングや管理を一切意識せず、コードを実行することに特化したモデルです。使用した時間とリソースに対してのみ課金されます。

  • AWS: AWS Lambda

  • GCP: Cloud Functions

  • Azure: Azure Functions

クラウドプラットフォームの選定や活用は、コスト、パフォーマンス、チームの慣れ、既存サービスとの親和性など、多くの要素を考慮して決定されます。アドバンストエンジニアとして、これら主要なクラウドサービスの基本概念を理解し、適切なサービスを選定できることが重要です。

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